目次
1. 専門用語の理解
2. 「素起こし」と「ケバ取り」
3. 機材の準備
4. 会話の流れを把握する
テープ起こし、文字起こし 仕事のコツ
1. 専門用語の理解
テープ起こしの仕事をする上で、最初に行わなければいけないのが専門用語の理解です。
この仕事では、クライアントから依頼を受ける時に、専門用語を使用した作業内容の説明を受けることがあります。
2. 「素起こし」と「ケバ取り」
初心者が最低限覚えておかなくてはいけないのが「素起こし」、「ケバ取り」の2つです。
素起こしとは文字通り、言葉を全て入力する作業になります。
素起こしでは言い間違えなどもそのまま訂正せずに入力することが基本となるため、例え不自然に感じても自分の判断で手直しをしたり省いたりすることはできません。
ケバ取りとは、相槌や言い間違えなどの不必要な言葉を取り除く作業のことを言います。
ケバ取りで依頼を受けた場合、言い間違えを残したまま作業をしてしまうと自身の入力ミスと判断されてしまうこともあるため、忘れずに取り除いておかなくてはいけません。
3. 機材の準備
専門用語が理解できたら、次に行うのが作業に必要な機材の準備です。
テープ起こしは耳で聞いた文章を文字にする仕事ですから、データ入力ができるパソコンと音声を再生できるソフトは必須となります。
初心者は基本となる文字起こしの作業がメインとなるため、パソコンのスペックなどを気にする必要はありません。ただし、情報漏洩などのトラブルを防ぐために、例え家族であっても共同で使用しているパソコンは原則NGとなります。
音声を再生できるソフトは特に指定はないため、自分が使いやすいもので問題ありません。
周囲の音が気になるという人は、両耳タイプのイヤホンやヘッドホンを使うと余計な雑音をシャットアウトして作業に集中することができます。
テープ起こしの仕事は一言一句漏らさずに入力しなくてはいけないため、静かな環境で行うのが基本です。
4. 会話の流れを把握する
初心者の方はいきなり入力作業に取り掛かりがちですが、仕事に慣れていない状態で聞き取りと入力を同時に行うのは簡単なことではありません。
特に複数の人間の会話をテープ起こしする場合、誰が何をしゃべっているか分からなくなることもあります。入力を行わずに最初は音声だけを通しで聞いて話の流れを把握する、セリフと人物を一致させる作業を行うのがコツです。
タイピングの速度が遅い人などは会話のスピードに追い付けずに、音声だけがどんどん先に流れてしまうケースもあります。慣れないうちはスロー再生や巻き戻しの機能を活用して少しずつ進めていくことが大切です。
テープ起こしでは話し手の声が小さかったり、早口過ぎて聞き取りづらい単語が出てくるケースも珍しくありません。そこだけ何度も繰り返し聞き直していると、いつまで経っても作業が進まなくなります。
分かりづらい所は後回しにするなど、自分なりの方法を見つけていくことがスムーズに仕事をするコツです。
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